教育費と言うと、中学くらいから始まる受験、それから入学の費用が思いつきますが、もちろん幼稚園や保育園でもお金が必要です。
平成25年現在、政府は幼児教育の無償化政策を進めていて、平成26年度から徐々にお金がかからなくなって行く予定ですが、習い事やその他、また小学校を受験するならなおのこと、ある程度の出費に備える心構えは持っておきたいものです。
イメージでは私立の幼稚園が一番高くつきそうですが、国からの補助があるので、実は保育園の方がトータルでは高くつくのです。
文部科学省が発表した平成21年度の政府予算ベースの推計では、親の負担は以下のようになっています。
●幼稚園、保育園の1人あたりの年間コスト
また、幼稚園ではママ友と呼ばれる親同士のつきあいも多く、交際費が別にかかることを覚悟しなければなりません。
文部科学省の統計調査である『子どもの学習費調査』の結果では、習い事など園外でかかる費用が公立幼稚園の場合で8万円強、私立幼稚園の場合では15万円にも及んでいます。
今、政府で進められている『幼稚園教育の無償化』がもし実現しても、習い事も含めたその他の支出は、決して安いものではないと言えます。